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妊娠中の基礎知識のまとめ

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初めての人も、幾度目かの人も、妊娠には不安がつきもの。ここでは少しでも不安なく、おなかの赤ちゃんと共に出産まで過ごせるように、妊娠中の基礎知識についてまとめています。

妊娠初期の症状や悩み

妊娠初期はママさんの身体に様々な変化が起こるだけでなく、お腹の赤ちゃんも不安定な時期。検査薬を使うタイミングなどのお悩みから、妊娠の兆候やそれに伴う症状をまとめていますので、ママさんのため、赤ちゃんのため、早めの対策をしておけるように参考にしてみてくださいね。

妊娠したかも?妊娠検査薬を使うタイミング

試薬を用いて妊娠の判定ができる妊娠検査薬は、正しいタイミングで使用することが大事です。妊娠検査薬を使うタイミングは、「生理がこない」「微熱が続く」「胸が張って痛む」「食欲がなくなる」「眠い、だるい」など妊娠の兆候が表れているときです。高い精度で妊娠を判定するには、より正確性の高いタイミングで検査する必要があります。正確性の高いタイミングは、「朝起きてすぐ」、採尿タイプの検査薬は「採取後すぐ」に行うことを意識しましょう。

妊娠したかも?初期にやること

妊娠したかも?と思っても、なにをしたらいいかわからない方も多いかもしれません。妊娠したかなと思ったら、まず産婦人科を受診して妊娠の確認をします。そして赤ちゃんの心拍の確認が取れてから、「母子手帳」をもらいに行きましょう。次いで出産予定日を確認し、だいたいの生理周期や最終月経を把握します。出産に向けて両親のサポートを受けたいと思う場合は、妊娠初期に里帰り出産を検討しましょう。最後に出産する病院/産院を探して決定し、出産に臨む‥という流れです。

妊娠したかなと思ったときの、初期にやることを解説しています。

妊娠した?妊娠初期症状とは

妊娠初期には、様々な体調変化が起こります。ママになりたい!と願望を持っている人、またその逆に望んでいない方は、そのような変化に敏感になってしまうのは当然のことでしょう。

このページではそんな方向けに、妊娠初期に起こる症状とはどんなものなのか、またその時期や原因についてまとめています。生理前の症状と似ているものもあるので、自分の変化が本当に妊娠の兆しなのかどうか確認するための参考にしてみてくださいね。

妊娠初期に下腹部痛は大丈夫?

妊娠初期に、下腹部に痛みが生じることは決してめずらしい症状ではありません。また、「痛み」とひとくちにいっても、その種類や原因はさまざまです。

そして、妊婦さんは、どのくらいの痛みの強さやどういった症状がみられた場合に診察を受けるべきか、という基準を把握しておくことが大切です。症状によってはしばらく自宅などでゆっくりして様子をみるのも問題ありませんが、一刻も早く医師に相談すべき症状もあるからです。また、薬の服用に関する注意点もおさえておくようにしましょう。

妊娠初期につわりがないけど大丈夫?

妊娠初期症状の中でも一般的によく知られている「つわり」。妊娠初期症状は個人差があるため、つわりを感じていないという人もいます。でも、よくある症状なのに自分には変化がなければ、赤ちゃんは大丈夫なのか不安になってしまいますよね。

ここではそんなつわりについて、その原因やどんな症状が起こるのか、また、つわりがない人はどんな人なのかなどについてまとめています。不安になると体にも影響が出てしまうもの。落ち着いて楽しく生活できるように、不安を少しでも解消していきましょう。

妊娠には壁がある?9Wの壁とは

「妊娠9wの壁」という言葉をご存じでしょうか。SNSやインターネット上でもよく見かける言葉で、一般的につわりのピークでもあり、流産の確率も高いとされ、妊娠初期の妊婦さんたちが恐れる時期です。このページでは、「妊娠9wの壁」とはなんなのか、何故そのように呼ばれているのか、この頃の流産の原因やその確率、もしそうなってしまったらどうするのかなどについてまとめています。

やみくもに恐れ不安になっても体調不良に繋がってしまいますから、どんなものかを知って、その時期に備えておきましょう。

妊娠12wの壁とは?

つわりのピーク、また流産の確率が高くなる9wを超えたのに、今度はSNSやインターネットで「妊娠12wの壁」という言葉を見つけてさらに不安になってしまう人もいるでしょう。一番つらく、流産の確率も低くなったのに、妊娠12wが再び「壁」と呼ばれているのは何故なのでしょう。

ここでは、そんな「妊娠12wの壁」について、何故そのように呼ばれているのか、実際にはどんな変化が妊婦さんや赤ちゃんの身体に起こる時期なのかについてまとめています。

妊娠22wにも壁がある?

妊娠22週は、流産になるか早産になるかの境に位置する時期にあたることから、「妊娠22w」という言葉が使用されています。正確な医学的な表現ではありませんが、ネットではよく見受けられる表現です。

また、22wあたりの時期に、赤ちゃんがどのような様子になっているのか、そして妊婦さんの体に起こる主な変化にはどのようなものがあるのか、といった点についてもあわせて紹介しています。

妊娠28wの壁は何がある?

妊娠28週の時点で赤ちゃんがママのお腹から出てくる場合には、早産という扱いになります。そして、早産というとリスクが高いイメージがあるかもしれませんが、28週目あたりを境に、生まれてきた赤ちゃんが生存できる確率はとても高くなり、95%を突破します。そのため、妊娠28wという言葉が使用されるようになったのです。

この時期の赤ちゃんの様子やママの体にみられる変化についても、あわせて紹介しています。

妊娠初期に基礎体温が下がった!赤ちゃんは大丈夫?

妊娠初期は基礎体温が高い状態が続き、胎盤が完成する頃より徐々に基礎体温は下がってきます。ただ妊娠初期でも基礎体温が下がることも。インプランテーションディップが発生している、外気温の影響、測定方法のミス、ストレスなど様々な要因が考えられるでしょう。基礎体温が低下したからと言って、必ずしも流産しているという訳ではありません。ただ基礎体温が下がったことで不安があれば、一人で悩むことなく早めに主治医に相談してください。

妊娠中の症状や悩み

妊娠中は様々な症状が現れます。初めてのママさんにとっては、何が普通で、何が注意すべき症状なのかわからず、焦ったり、不安になる方もいるでしょう。ここではそんな妊娠初期にあらわれるさまざまな症状についてまとめています。

妊娠中の悩み

妊娠中には、ホルモンのバランスが崩れてしまい、心身両面でさまざまなトラブルが現れます。また、出産への不安やお仕事をされている方であれば、職場での不安もあるでしょう。重要なことは、悩みをひとりで抱え込まないことです。必ず周囲の人達に相談するようにしましょう。また、家に閉じこもっていることも精神的にはマイナスです。外に出てウォーキングをするなどポジティブな毎日を送るように工夫をしてみましょう。

妊娠中に気を付けたいこととは

とくに妊娠初期は体も安定していないので、無理は禁物です。免疫も低下し、薬も気軽に服用できないため風邪を引かないように対策してください。激しい運動も避けた方が良いでしょう。

タバコやお酒は胎児にも影響を及ぼすため、妊娠が発覚した段階でやめることが大切です。赤ちゃんのためにも無理なく、ストレスのないリラックスできる日々を過ごしてください。気になることがあれば、必ず主治医に聞くようにしましょう。

気を付けたい妊娠性歯肉炎とは

妊娠性歯肉炎は、妊娠中の女性ならどんな方も起こる可能性がある歯肉炎です。通常の歯肉炎と症状は同じで、歯ぐきの腫れや痛み、出血などが起こるでしょう。放置してしまうと早産など胎児に影響を及ぼすことも。しっかりと歯みがきを行う、水分をこまめに摂るなどが大切です。

また気になる症状があれば、早めに歯医者に相談するようにしましょう。適切に治療を行うことで、症状の進行を防ぐことができます。

妊娠中に起こりやすいトラブル

妊娠中は様々な体のトラブルが起こりやすいです。代表的なものには、高血圧・蛋白尿・浮腫みの症状が現れる「妊娠中毒症」、子宮の拡大に伴う「胸焼け・胃痛」、妊娠の3~4割程度の方に起こりやすい「痔」、妊婦さんの多くが悩んでいる症状の一つである「尿漏れ」などがあります。それぞれのトラブルの原因に合わせて、適切な処置や予防をすることが大切です。症状を悪化させないためには、しっかりと定期検診を受診することがポイントになります。

妊娠時に足がつる!こむら返りの原因・対策法

妊娠中にこむら返りが起こりやすくなり、就寝中に目が覚めたり、痛みで苦しんだりしている妊婦さんもいるでしょう。妊娠中にこむら返りが起きやすいのは、体重が急激に増えた妊婦さんや運動量が少ない妊婦さんです。

原因にはカルシウムやビタミンD不足、赤ちゃんが大きくなって静脈が圧迫されることによる血流の悪化などが考えられます。寝る前のストレッチや、食事など、こむら返りへの対処法を紹介するので、足がつって困っている方は試してみてください。

妊娠中のむくみの原因と対策

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や姿勢の変化など、さまざまな理由でむくみが起こりがちです。むくみは血流の悪さによって起こるため、長時間の立ち仕事やデスクワークをしている妊婦さん、冷え性や運動不足の妊婦さんは、特にむくみに悩まされているのではないでしょうか。ここでは、むくみを解消するための対処方法を紹介していきます。食生活改善、運動、マッサージ、ツボ押しなどさまざまな方法をお伝えしますので、ぜひ試してみてください。

逆子の直し方はある?

逆子とは、胎内で本来なら下を向いている赤ちゃんの頭が、上を向いている状態です。分娩するときに逆子である確率は全体の4~5%程度。頭から生まれる分娩と比べて、リスクが高くなります。逆子になってしまう原因は諸説あり、胎盤異常や子宮の形態異常などママ側に原因がある場合や、多胎妊娠や羊水過多など赤ちゃん側に原因がある場合もあります。赤ちゃんの回転を促す「逆子体操」、「セルフお灸」、「外回転術」などの方法で逆子を直すことが可能です。

妊婦になってから便秘気味!解消方法が知りたい

妊娠中にはつわりやホルモンバランスの変化、ストレスによる自律神経の乱れによって、便秘になることが多々あります。妊娠も後期になると運動不足になり、おなかが大きくなって腸を圧迫することで、便秘が悪化することもあるでしょう。

妊娠中の便秘解消には、食物繊維を含む食品や発酵食品、水分を積極的に摂ることが大切です。マタニティヨガなど、妊娠中でもできる軽い運動を取り入れるにもおすすめです。妊娠中に飲める便秘薬もあるので、便秘でつらい時は医師に相談しましょう。

妊娠中の食べづわり

食べづわりとは、妊娠中の方が空腹になると吐き気がしたり気持ち悪くなるつわりの症状です。一般的に妊娠8~10週にピークを迎え、12~16週頃には症状が落ち着くことが多いようです。主に空腹のときに起きることが多いつわりですから、対策としては、間食をして空腹になる時間を作らないこと、すぐに食べられるものを用意しておくなどが考えられます。つらいときもあると思いますが、一過性のものですから、無理をせずにやりすごしましょう。

出産や陣痛が怖い…乗りきる方法はある?

出産や陣痛の痛みが怖い…と、不安に襲われるママさんは少なくありません。出産の不安に対しては、「出産にまつわる正しい知識をつける」、「分娩の流れを把握し理解しておく」、「医師やクリニックへ相談する」、「身近な人に相談してサポートしてもらう」などの方法で乗り切ることができます。陣痛を乗り切るためには、「エネルギー補給をする」、身体(産道や会陰)を「リラックスさせる」、「陣痛が進んだら呼吸を意識する」ことが大切です。

妊婦さんの妊娠中の貧血対策

妊娠中は胎児に栄養を届けるために多くの鉄分が使われてしまい、鉄分が不足しがちになります。鉄分が不足すれば鉄欠乏性貧血になりやすいでしょう。貧血を防ぐためにも鉄分が多く含まれる食材を摂取することが大切です。クエン酸と組み合わせることで吸収率も高くなると言われています。また鉄鍋などの調理器具を使用する、食後30分以上はコーヒー摂取を控えるなどの対策も有効でしょう。少しでも貧血のような症状を感じたら、早めに医師に相談してください。

胎動はいつから?どんな感覚なの

胎動は胎児が母体の体内で動くことを指し、実際は妊娠8週目ごろから胎動を始めますが感じることはありません。早い方なら妊娠4か月、遅い方でも妊娠7か月ごろには胎動を感じるでしょう。ただ胎動を感じるのは個人差もあり、体型やライフワークなどでも感じやすさが異なります。もし胎動を急に感じなくなれば、何らかの理由で胎児の酸素が不足し、仮死状態に陥っている可能性もあるため早い段階で担当の医師に相談してください。

妊娠中のおなかの張りがわからない

妊娠中の週数によっておなかの張りの感覚は異なりますが、スイカのようにおなか全体が硬くなるような感覚でしょう。リラックスした状態でおなかを優しく触り、おなか全体が硬いと感じるのであれば張っている可能性があります。安静にし徐々に落ち着いてくれば心配はありませんが、張りが治まらないケースや出血・痛みを伴うケースなどの場合はすぐに産婦人科を受診しましょう。状況次第では早産や流産のリスクもあるので注意してください。

妊娠中に知っておきたい症状や注意すべき症状

妊娠中の症状の中には、ママさんのために、またお腹の赤ちゃんのために、特に注意しておくべき症状があります。なっていないうちから不安になることはありませんが、そのような症状が現れた時に適切に対処できるよう、まずは知っておくところからはじめましょう。

前置胎盤とは?

前置胎盤とは、赤ちゃんに栄養や酸素を供給している胎盤が、子宮口をふさぐ位置にある状態をいいます。前置胎盤の場合、出産時に大量出血をしたり、先に胎盤が出てしまうことで赤ちゃんにも悪影響を与えてしまうため、帝王切開で出産することになります。

前置胎盤になる原因わかっておらず、前置胎盤を直す方法はありません。前置胎盤と診断された場合は、出血が起こらないように安静に過ごす必要があります。症状によっては、入院して安静を保つケースもあります。

癒着胎盤の治療法

癒着胎盤とは、子宮と胎盤がくっついてしまい、出産分娩時に胎盤が外に出ないことです。事前検査では発見しにくく、分娩時に診断されそのまま手術することがほとんどなのだとか。最悪の場合、子宮全摘出手術の可能性もあります。治療法や原因などをまとめました。

常位胎盤早期剥離の症状や治療

常位胎盤早期剥離は、出産前に赤ちゃんの胎盤と子宮が剥がれてしまう病気です。一刻も早く帝王切開しなければ、赤ちゃんの命が助からないため、早急に手術をします。気をつけたい症状や原因、対策法などをまとめました。

流産とは?どんな種類がある?

妊娠後、お腹の中にいた赤ちゃんが亡くなってしまうことを流産といいます。流産には、さまざまな種類がありますが、母体を保護する目的でおこなう人工流産とそれ以外の自然流産のふたつに大きく分けられます。自然流産は、妊婦の年齢が高くなるにつれ、その発生確率が上昇していく傾向にあるようです。

流産のときによくみられる症状についても、あわせて解説しています。とはいえ、自分で判断することは困難であるため、気になる症状があるときには、かかりつけの病院で相談するようにしましょう。

切迫早産とは?どんな状態のこと?早産との違い

切迫早産とは、早産の一歩手前の状態のことを言います。切迫早産になるとおなかの張りや痛みが頻繁に起こり、症状が悪化すると破水したり、陣痛が起きてしまうケースもあります。

切迫早産になる原因はさまざまですが、細菌による感染症が多いといわれています。母体側だけでなく、赤ちゃんに異常があるケースも考えられるでしょう。切迫早産と診断された場合は、無理のない生活を心がけることです。医師の指示に従って、できるだけ安静に過ごしましょう。

妊娠中に血糖が高くなる妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病は、妊娠中に血糖値のコントロールが上手くできず、糖代謝異常を起こす病気です。血糖値が高くなりすぎると、妊娠高血圧症候群や羊水量の異常、流産、先天奇形、胎児死亡など、深刻な合併症を起こす可能性があります。日本人は妊娠糖尿病になりやすいといわれ、特に家族に糖尿病の人がいる場合や、奇形児出産経験のある人などは要注意です。対処法のポイントは、バランスの取れた食生活をするなど日頃からの予防と、検査による早期発見です。定期健診を指示された場合は、予定通り受けることをおすすめします。

妊娠でかかる可能性がある妊娠うつ・産後うつとは?

様々なストレスが積み重なる妊婦さんは、妊娠うつ・産後うつを発症するケースが少なくありません。妊娠うつは、妊娠中に発症するうつ病、産後うつは、分娩後に発症するうつ病です。イライラしたり、食欲にムラがでたり、集中力が低下するなど様々な症状が表れます。原因は、つわりの辛さなど身体的ストレスや、精神的ストレスです。早寝早起きや食生活の改善、身近な人に相談して気持ちを打ち明ける、専門機関を早期受診するなどの方法で対処できます。

会陰マッサージとは?どんなメリットがある?

出産時の会陰切開や会陰裂傷を予防するために行うのが、会陰マッサージです。会陰は膣と肛門の間の部分です。赤ちゃんが生まれるときには会陰に負担がかかり、会陰の伸びが悪いと裂けてしまったり切らなければならない状況になります。

会陰マッサージを開始する時期は、一般的には34週ごろからといわれています。しかし、時期には個人差があるため、自己判断で会陰マッサージを行わないようにしましょう。会陰マッサージを行う際は、かかりつけの医師に相談してください。

多胎妊娠とは

同時に2人以上の胎児を妊娠している状態のことで、卵性・膜性の違いによって分類されます。膜性の違いによってリスクも変わってきます。多胎妊娠は出産できる医療機関が限定され、赤ちゃんのための準備費用が単胎妊娠よりも2倍かかることも。ただ産前休暇は出産予定日の14週間前から取得可能です。検診回数も増えるため、費用負担も大きくなってしまうでしょう。自治体によっては補助制度を設けているケースもあるので、自治体や医療機関に前もって確認してください。

妊娠中に注意しておきたい感染症

妊娠中は様々な感染のリスクを抱えています。免疫力が低下しているため、重篤化するケースもあり注意が必要です。もし母体が感染すれば、胎児や乳児に障害を及ぼすリスクも高いでしょう。中には死産を招くケースも。感染症の中には予防接種で防げる、早期発見によって母子感染リスクを抑えることも可能です。定期的に行われる妊婦健診をしっかりと受診することが大切です。また妊娠を希望する方であれば、風疹などの抗体があるかどうかを調べてもらうようにしましょう。

妊娠中にクリニックにて「安静」といわれたら?

切迫流産や切迫早産の可能性があれば、安静にするよう指示されるケースがあります。入院が必要なケースは投薬などの治療が必要であり、制限も厳しくなるでしょう。自宅安静の場合は仕事を休職し、家事などは最低限度に留めておくのが無難です。また外出や湯船に浸かるのは控えるなど、身体に負担のかからない生活を意識してください。状況によって安静のレベルは異なるため、必ず医師にどのような生活を送ったらよいのか確認し、指示に従いましょう。

子宮頚管無力症とはどんな状態?

本来であれば胎児が成長するまで子宮口はキュッと閉じておかなければなりません。しかし子宮頚管無力症は、痛み・出血などの症状がないまま子宮口が緩んでしまう病気のことです。子宮頚管の長さや子宮口の開き具合などを定期的にチェックし、必要であれば手術や入院などの治療が行われるでしょう。先天的に子宮頚管が短い方や流産・中絶の経験がある方などがなりやすいと言われています。流産や早産のリスクもあるため、出血などの異常があれば早めに医師に相談してください。

妊娠中の食べ物に関する知識まとめ

ママさんの身体の健康のため、またお腹の赤ちゃんの身体を作るため、ママさんが栄養をとることはとても重要です。特にどのような栄養素が必要なのか、またどのようなものが妊娠中の体に合うのかなど、ここでは妊娠中の食べ物についてまとめています。

妊娠中におすすめの食べ物

妊娠中は赤ちゃんのために必要な栄養素を摂取する必要があります。また、お母さんが健康でなければ赤ちゃんも影響を受けてしまいますので、自分の健康も赤ちゃんのためだと思いましょう。基本的に妊娠中の食事は多くの食べ物をバランス良く食べることが理想とされます。一方で積極的に摂取したほうが良い、タンパク質や葉酸、カルシウムなどが含まれる食品もあります。そして、赤ちゃんに影響が出る妊娠中に食べるのがNGな食品も紹介しています。

妊婦さんにおすすめのおやつ

妊娠中もおやつを楽しむことはできますが、寒天やヨーグルト、ナッツ類など、なるべく低カロリーでヘルシーな食品を選ぶ必要があります。基本的に1日のおやつの量は200kcal以下に抑える必要があります。ただし、妊娠前の体重や妊娠中の体重増加量によっては、より少ない量で調整しなければならない場合もあります。小分けにして食べたり、お皿に盛り付けるなど、食べすぎない工夫をしておやつを楽しんでください。

妊娠中のダイエット食

妊娠中は、空腹のときに出る食べづわりや運動不足によって太り過ぎになることがあります。それを防ぐためには、主に食事を調整して体重を調整することが必要です。例えば、野菜を中心とした食事を心がける、肉を食べるときは脂身の部分を避けるなどです。そのほかにもおやつの食べ過ぎなどにも注意が必要です。ただし、気にしすぎてしまい必要な栄養まで不足してしまうと、赤ちゃんの成長に影響が出ますから注意が必要です。

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