公開日: |更新日:
ここでは、2016年に横浜市で誕生した育児支援のための画期的なプロジェクト、ウェルカムベビープロジェクトについて紹介しています。
ウェルカムベビープロジェクトとは、2016年4月に横浜市戸塚区で発足した民間プロジェクトです。NPO法人こまちぷらすとヤマト運輸株式会社神奈川主管支店が共同で立ち上げ、文字通り生まれてきた赤ちゃんを歓迎するための様々な活動を行っています。
会の理念と目的は、誕生した子供が地域の誰からも歓迎され祝福されること、そして一般人も企業も含めて地域全体で子供を育てていこうとする文化を育んでいくことです。
子供を産んで育てることは負担ではなく、地域の人から喜ばれ歓迎されることなんだと一人一人に思ってもらえるよう、ウェルカムベビープロジェクトは積極的な取り組みを行っています。
子供が生まれた家庭に「出産祝い」をプレゼントしたり、「おむつ自動販売機」を設置したり、「産前産後の情報を届けるためのプレママ・プレパパ講座」を開催したり、活動内容は多岐に渡りますが、根本理念はいつも変わりません。
地域で生まれた子供は地域みんなで歓迎して育てていこうと考える人たちの集まり、それがウェルカムベビープロジェクトです。活動は運営事務局が中心ですが、地域の人々や商店、企業なども多く参加しており、プロジェクトの輪はどんどん広がっています。公式ホームページでは団体の概要や活動の記録、ニュースがなども紹介されていますので、ご覧になるといいでしょう。
ウェルカムベビープロジェクトの活動のメインは、子供が生まれた家庭に「出産祝い」を贈ることと、それに関連した活動やイベントを開催することです。ここでは、「出産祝い」を受け取る方法とプロジェクトに参加して活動を支援する方法について紹介します。
まずは、プロジェクトの醍醐味ともいえる「出産祝い」の受け取り方法について紹介します。「出産祝い」は横浜市戸塚区と鶴見区で赤ちゃんが生まれた場合に受け取れるものなので、まずそのことを確認してください。
次にそれぞれの区役所の「こども家庭支援課」を訪問し、そこで申込手続きを行い、専用のID/PWを入手します。そしてお申込み専用ページにアクセスし、入手したID/PWを使ってログインし、「出産祝い」を受け取るための申込みを行います。
申し込みの流れは以上ですが、一つだけ注意点があります。それは、申し込みが赤ちゃん1人につき1回だけと定められていることです。1人の赤ちゃんにつき複数回の申し込みはできないので、その点だけ留意しておいてください。申し込み手続きが完了したら、ほどなくして心温まる、そして便利で魅力的なプレゼントが届きます。
ウェルカムベビープロジェクトに支援者として参加する方法の一つは、Bizサポーターになることです。具体的な支援方法としては、「出産祝い」に入れるプレゼントへの応募、協賛金での応援、プロジェクトとの共同事業の展開などがあります。
ウェルカムベビープロジェクトでは「出産祝い」の一つとして背守りをプレゼントしていますが、その背守りを縫う会にBizサポーターとして参加することもできます。
一般人、企業、商店に関係なく、プロジェクトの活動そのものには参加できなくても、何らかの形で支援したいと思ってる方もおられるかもしれません。そういう方々は、寄付で応援するという形でプロジェクトに参加することができます。
プロジェクトを継続する上では、サイトの運営やイベント開催、広報活動など様々な分野で費用がかかりますが、寄付金はそうした活動推進のために有意義に用いられます。
前述した通り、ウェルカムベビープロジェクトでは独自にオリジナルの自動販売機を設置しています。そしてこの自動販売機で飲み物を購入するという形で、プロジェクトに参加することが可能です。
飲み物の購入代金はその一定割合が支援金としてプロジェクトに送られ、活動推進のために役立てられます。シンプルな方法ですが、貢献度は決して少なくありません。
横浜市の先輩ママに聞いた!
分娩・産院の満足ポイント