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里帰り出産をするなら、妊娠32~35週の間に移動するのが理想的。母体の安全を第一に考えた余裕のあるプランを立てておきましょう。
なるべくお腹に負担のかからない移動方法を選んで、移動時間も短くなるように調整します。
飛行機にのる場合、出産予定日の29日前までは制限はありませんが、出産28日前からは、医師の診断書と本人の誓約書(確認書)が必要になるなど搭乗規定があるので注意が必要です。
里帰り先の病院選びはできるだけ早い段階が良く、遅くとも妊娠中期までには決めて予約をしておきましょう。近年は産科医の不足などで里帰り出産を受け入れていないところもあり、人気のある病院では早くから予約が取れなくなってしまう場合もあります。
臨月になってから初めて病院へ行っても入院は難しいかもしれません。また、里帰り出産を決めた時点で、現在定期健診を受けている病院にも、その意思を伝えます。里帰り出産では、通っている病院の紹介状が必ず必要になります。
また、診断書などの書類や健診をしないと受け入れてもらえないケースもあるので、早めに里帰り先の病院宛に、妊娠経過を記入した紹介状を書いてもらうと安心です。そして、妊娠中期ころに一度、その病院で診察を受けておくとよいでしょう。
自宅に戻る時期は、出産後1~3か月頃になることが多いようです。出産した病院で1ヵ月健診を受け、体の回復と赤ちゃんの成長が確認されてからが理想的ですが、心配なことがあれば主治医と相談して決めるのも良いでしょう。
なんといっても里帰り出産の心強いところは、育児の先輩でもある実母に助けてもらえること。陣痛が始まってからの不安も経験済みですから初産の方は特に安心できるでしょう。
また、実母なら遠慮せずに家事を頼めるのもいいことです。なによりもパートナーのことでイライラしなくても済むので、自分の体の回復に専念できます。
子育てについて実母との意見が合わないとストレスになる場合もあります。また出産後長く実家にいると、パートナーである旦那さんは育児に参加するのが遅れ、父親としての自覚が持てなかったり、子育てに慣れていないためうまく手伝えなかったりすることもあるようです。
里帰り出産の流れを計画するなかで、多くの方が悩むのがお金と公的な手続きの仕組みです。現在お住まいの地域と里帰り先の地域が異なる場合、妊婦健診の補助券の扱いや費用の申請方法が変わります。ご自身の状況に合わせて、どのような準備が必要になるか、事前に確認しておきましょう。
横浜市に住民票をお持ちの方が、市外や県外の産院で出産する場合についてご説明します。
※2参照元:横浜市公式/妊婦健康診査(https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/oyakokenko/shido/kenshin/ninpukenshin.html)
※2参照元:子育てタウン/【制度解説】里帰り出産 どんな手続きが必要?(https://kosodatetown.mamafre.jp/osusume-20-09-oshiete-satogaeri/)
現在市外や県外に住民票があり、ご実家のある横浜市の産院で出産される場合のポイントをお伝えします。
赤ちゃんが生まれた後は、速やかに公的な手続きを行う必要があります。産後を慌てずに過ごすためにも、提出先と担当者をあらかじめ決めておくことが大切です。
赤ちゃんの戸籍を作るための出生届は、提出できる役所が法律で定められています。具体的には、「赤ちゃんが生まれた場所(里帰り先の役所)」または「親の住民票がある役所(届出人の住所地)」、「子の本籍地」のいずれでも提出可能です(※5)。
児童手当や小児医療費助成の申請は、出生届とはルールが異なり、「親の住民票がある役所」でしか手続きできません。
里帰り出産の場合、産後のママは体の回復や慣れない育児で動くことが難しい状態です。そのため、「自宅に残っているパパ(または代理人)が、住民票のある役所へ行き、出生届と児童手当・小児医療費助成の申請をまとめて済ませる」のがスムーズな流れとなります。
各種手続きには厳格な期限があります。出生届は「生まれた日を含め14日以内(※6)」、児童手当は「出生日の翌日から15日以内(※7)」に完了させなければなりません。万が一期限を過ぎてしまうと、手当を受け取れない期間が発生する可能性があります。
小児医療費助成(医療証の交付)の手続きも、赤ちゃんの1ヶ月健診に間に合うよう速やかに行う必要があります。
出産後は慌ただしくなるため、事前に夫婦で「誰が・どこに出すか」をしっかり相談し、申請に必要な書類をパパに預けておくなど、ゆとりを持って準備しましょう。
※7参照元:こども家庭庁/児童手当Q&A(https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/jidouteate/faq/ippan)
日本特有の習慣ともいわれる里帰り出産。アメリカやヨーロッパ諸国では、夫が休暇をとって妻と赤ちゃん、そして家事のサポートをしています。近年では日本での男性の育児休暇が徐々に認知されてきていますが、まだまだ制度は整っていません。そのため、里帰り出産する方もまだまだ多いのが現状です。しかし多くのメリットがあるのかもしれませんが、デメリットもあります。
まずはどんな出産をしたいのか、どんなふうに育児をしたいのかをよく考え、相手ともよく話し合って、里帰り出産をするのか、しないのかしっかり検討しましょう。
また、里帰り先の病院の情報収集も必要なので、里帰り出産をする場合の家族との相談は早めに済ませておかないと予約が取れなくなってしまう場合もあります。
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