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妊娠中に起きるかもしれない常位胎盤剥離

公開日: |更新日:

常位胎盤早期剥離は赤ちゃんだけでなく、母体の命にも関わる妊娠中のトラブルです。常位胎盤剥離について、詳しくまとめました。

常位胎盤早期剥離とは?

常位胎盤剥離は、子宮と胎盤が出産より前に剥がれてしまう病気です。常位胎盤剥離を引き起こすと、子宮を通して送られる栄養を届けられないため、赤ちゃんが酸素不足や栄養不足を引き起こします。母体は大量出血するため、母子ともに危険な状態に陥るのです。常位胎盤早期剥離により、約2~3割の赤ちゃんが命を落としてしまうとも言われています。

常位胎盤早期剥離は、誰にでも起こりうる病気です。高血圧の方や前期破水している場合、また喫煙が要因ともいわれていますが、はっきりとした原因がわかっていません。一度発症すると、次回以降の妊娠でも発症する可能性が高いため、注意が必要です。

常位胎盤早期剥離の症状

以下の症状は、常位胎盤早期剥離の主な症状です。

  • 出血がある
  • お腹の張りが持続的にある
  • お腹が痛い
  • 赤ちゃんの胎動が減った
  • 腰痛
  • めまい
  • 便意がある

妊娠中によくありがちな症状なため、見逃してしまうこともあるかもしれません。特に胎動が減った場合、注意が必要です。赤ちゃんが寝ているときもありますが、自分がリラックスしているときに動きを確認すると◎!出血症状で「何かあったかもしれない」と思い、早めに受診する妊婦さんが多く、早期発見につながっているようです。出血に限らず、いつもと様子が違ったり少しでも不安を感じたりなど、異変を感じた場合は、すぐに担当医に相談しましょう。

常位胎盤早期剥離の検査

常位胎盤剥離は、妊娠28週〜34週頃がピークと言われています。常位胎盤早期剥離が疑われる場合、まずは超音波検査で胎盤の様子を確認。その後、NST検査で赤ちゃん・母体の状態を確認します。

参照元:たまひよ(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=34983)

常位胎盤早期剥離を発症したら

常位胎盤早期剥離になってしまったら、一刻も早く帝王切開で赤ちゃんを取り出します。一度発症すると進行が早いため、早急対応が必要です。36週を過ぎている場合、出産予定のクリニックで手術可能です。それ以外の場合はNICUが完備されている、大きな施設に搬送されます。

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