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このページでは「妊娠28wの壁」について解説しています。言葉が表す意味のほか、切迫早産の症状、このころの赤ちゃんの様子、そしてママの体の変化などもあわせて説明していきます。マタニティライフにおいて大切な時期ですので、妊娠に関する知識を深めるためのヒントとして、ぜひお役立てください。
妊娠28週は「妊娠28wの壁」とも呼ばれ、仮に早産になってしまっても、赤ちゃんが亡くなるリスクがかなり低くなる時期です。28週の早産であれば、生存率は95%を超えるとされています。とはいえ、できれば早産になるのは避けたいところです。ですから、さまざまな注意点や留意すべき症状などをふまえておくことは、とても大切です。
参照:まなべび「妊娠28週の壁とは?」より(https://manababy.jp/lecture/view/225/)
早産になりやすい状態として知られる切迫早産。誰にとっても切迫早産が起こる可能性はゼロではないため、ここでは、その兆候・症状についてみていきましょう。
つぎのような兆候・症状がみられるようであれば、すみやかにかかりつけの医師に連絡のうえ、診察を受けることが大切です。
参照:まなべび「妊娠28週の壁とは?」より(https://manababy.jp/lecture/view/225/)
重要な臓器である心臓・腎臓・肺・脳といった器官が、しっかりと機能できるまでの状態になります。また、背骨・手足といった細かい機能も完成形に近づきます。そして、顔つきもそれまでよりハッキリとしてきます。
呼吸の練習のような動きが、だんだんと活発におこなわれるようになるのも、このころの特徴です。もちろん、赤ちゃんは子宮の中で羊水に包まれています。そのため、肺呼吸ではなく胎盤から送られてくる酵素による呼吸をおこなっている状態ではあります。けれども、生まれた瞬間から空気を呼吸して生きていかなくてはならないため、28wあたりから呼吸練習のような動作が活発になるわけです。
この時期に、ママの体に起こる主な変化としては、つぎのようなものがあげられます。
この時期になると、血液量が増加するため、腎臓のはたらきが追い付かなくなってしまうことがあります。また、ホルモンの影響により、身体に水分がたまりやすくなるのも、28wあたりの妊婦さんの体に起こる変化として知られています。いずれも、むくみの原因となります。指がむくんで指輪が入らなくなってしまった、というエピソードなども聞かれます。
できるだけむくみをおさえたいところですが、どのような対処法があるでしょうか。減塩を心がけたり、負担が少なく軽い運動をしたり、あるいは足を高く上げた状態で就寝したりしてみるのがおすすめです。
みぞおちや胃に、痛みが感じられることがあります。これは、子宮底がみぞおちとおへその間あたりまであがってきているため、胃が圧迫された状態になっていることが原因です。ですので、吐き気や胸やけ、げっぷなどの症状もみられます。
妊娠28週は、出産に向けた準備が徐々に進められている段階だといってもよいでしょう。そのため、赤ちゃんだけでなく、ママの体にも変化が生じます。ときには心身に負担を感じることもあるかと思います。ストレスをためないようにするために、軽いウォーキング楽しむなどして、上手に息抜きをすることが大切です。
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