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核家族化が進んだ現在の日本において、子育ての中で孤立してしまい不安を感じるママさんが少なくありません。各自治体では、全てのママさん、パパさんが安心して出産、子育てができる環境整備を進めており、応援交付金はその事業のひとつで、子育てに関する経済的支援として創設されています。
横浜市ではどうなっているのか、まとめてみました。
赤ちゃんが生まれた時、なかなかパパさんの育児休業が広く使用されていない、また会社によっては整備も難しい現代においては、一人で子育てをするママさんも少なくなく、社会から孤立していると感じたり、子育ての仕方が分からないと不安になったりします。そこで、各地方自治体は、妊娠の届出があった時から出産、子育ての支援を一貫して行っています。その中で経済的支援として交付が行われているのが出産・子育て応援給付金です。
各自治体は、妊娠届出を受けた時点から、妊婦さん、そして0から2歳の特に低年齢期のお子さんに寄り添い、妊娠中、出産や育児の相談にのったり、定期的な情報発信を行うことで妊婦さんやお子さんが必要な支援へ繋げられるようにする伴走型相談支援をしています。出産前は、子育てガイドを一緒に確認し、出産までの見通しを立てたり、産後のサービスを紹介したりといったことなどを行い、出産後は子育てサークルなどの、ママやパパを孤立させない、仲間作りの場の提供や産前・産後ケアなどサービスの紹介、一時預かりなどのサービスにもつなげています。
出産・子育て応援交付金とは、それらと並行して、妊娠届出や出産届出をした妊婦さん、ご家庭に対して、出産や育児関連用品の購入助成や、子育て支援サービスの利用負担を軽減する目的で創設された経済的支援事業です。妊娠届出時に5万円相当、出生届出時に5万円相当の経済的支援を受けることができます。これらは令和4年4月以降の出産が対象です。
支給対象者…市内在住者のうち、以下①~③のいずれかに該当する者
交付金を受け取るためには申請が必要です。申請は原則として、電子申請とされています。申請方法については自治体からの案内に記されていますが、妊娠の届け出や出産の届け出をした時期によって、送付時期が変わるので注意が必要です。また、案内が届いていない場合は申請ができないので、お手元に届くまで待ちましょう。
令和4年4月1日から令和4年11月30日までに出産された方は、令和5年1月30日に発送されています。
令和4年12月1日から令和5年1月31日までに出産された方、また令和4年4月1日から令和5年1月31日までに妊娠の届け出をした方は、3月上旬に発送予定です。
令和5年2月1日から令和5年3月31日までに出産された方へは、今後横浜市のホームページにて案内があるそうです。
また、令和5年2月1日以降に妊娠の届出をされた方へは、妊娠届出時に案内があります。
「既に案内をいただけているはずなのに届いていない」という方は、今一度届出の時期を確認し、それでも相違がない場合は横浜市のホームページを参照、確認してみてください。
横浜市における出産・子育て応援交付金についてまとめてみました。経済的支援はもちろん、子育てに関することについて、横浜市はバックアップに注力をしている自治体です。子育てでわからないこと、不安なことがあれば、ママさんだけ、ご家族だけで抱え込まずに、なんでも気軽に相談してみましょう。交付金については、案内の発送時期を過ぎても届いていない場合は、横浜市に問い合わせてみてくださいね。
子育てはお子さんひとりひとり、ママさんもパパさんもひとりひとり別の人間で、環境もそれぞれ違いますから、雑誌に載っている先輩ママさんやパパさんと同じようにはできないのは当たり前です。赤ちゃんの個性、ママさんやパパさんのライフスタイルで無理なくできる子育ての仕方を、相談しあいながら見つけていきましょう。
厚生労働省 妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施(出産・子育て応援交付金)について
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