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妊娠月別の赤ちゃんの様子

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妊娠2ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠2ヶ月目の段階では、まだ赤ちゃんははっきりとした人間の姿はしていません。長い尾やエラのような器官があり、どちらかと言うとまだ魚に近い姿をしています。

妊娠5週から11週までは「器官形成期」と呼ばれる時期で、脳や心臓をはじめとするさまざまな器官が形成されていく時期です。

お母さんの体は生理が止まり、基礎体温が上がっていきます。また、早い人はこの段階ですでにつわりが始まる場合もあるのです。

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠3ヶ月に差し掛かると、赤ちゃんの原型とも言える状態だった「胎芽」から「胎児」へと成長していきます。脳や心臓、肺や腎臓といった主要な臓器がだんだん形になってくるほか、心臓の拍動もはっきりわかるようになってくる段階です。

お母さんのつわりも、妊娠3ヶ月になるとだんだん重くなってきます。つわりの症状や重さは個人差がありますが、この時期には無理に食事量を増やさない、料理の湯気や匂いで吐き気が誘発されることがあるので食べ物は冷まして食べる、水の一気飲みはしないなどに注意しましょう。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠12週頃になると、脳や心臓が形成され、胎児が少しずつ成長していきます。妊娠13週に入る頃には消化管の発達が見られるようになるのが特徴。14~15週になると胎盤が完成し、栄養素や老廃物の取り替えが盛んに行われるようになるので、胎児はどんどん大きくなっていきます。

妊娠4ヶ月頃、個人差はありますがつわりが落ち着き始め、おなかがふっくらしてくるのが特徴。妊娠4ヶ月頃の胎児の様子や母体に見られる症状などお届けしていきます。

妊娠5ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠16週を過ぎると、エコーで赤ちゃんが羊水を飲みこむ様子を見られるようになったり、腎臓や膀胱も働きをはじめるようになったりする時期です。妊娠17週に入るとエコーで指しゃぶりをする赤ちゃんを見られるようになります。18週を過ぎると赤ちゃんは羊水の中でぐるぐるまわるようになるのだそうです

妊娠5ヶ月の妊婦さんは、個人差がありますが、胎動を感じ始める時期に入ります。妊娠5ヶ月頃の胎児の様子や母体に見られる症状などお届けしていきます。

妊娠6ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠6ヶ月のはじめの週である20週は、妊娠期間の折り返し地点です。この頃の胎児は、骨格や筋肉が発達したり脳が成長したりする時期です。羊水の中で活発に動き回る時期でもあると言われています。

この頃の母体は、胎児がどんどん大きくなることでおなかが前にせり出してくるのが特徴。大きくなった子宮が背中にある血管を圧迫して腰痛に悩まされる方もいます。妊娠6ヶ月頃の胎児の様子や母体に見られる症状などお届けしていきます。

妊娠7ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠24週ごろに入ると、赤ちゃんの感覚器官が発達しパパやママの話かける声が聞こえるようになってきます。

目もレンズ部分が現れますが、ほとんど目をつぶっています。運がよければ、超音波検査でまばたきする瞬間を見ることもあるそうです。赤ちゃんがお腹の中でクルクル回転して、自分で向きを変えることもできるようになるので、大きくなったお腹に息苦しさを覚えることもあるかもしれません。

妊娠7ヶ月の赤ちゃんの様子とママの身体の変化についてまとめています。

妊娠8ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠8ヶ月は、いよいよ妊娠後期に突入です。赤ちゃんの臓器は、完成に近づき誕生に備えて働き方を練習しています。心臓の働きが整いはじめ、横隔膜が動いて呼吸に似た運動を始めます。

ママの身体の中では、脂肪からつくられるブドウ糖を優先的に赤ちゃんへ送られるようになるので、甘いものが苦手な人でもスイーツが食べたくなることも。甘いものばかり食べると、すぐにカロリーオーバーとなってしまうので、栄養バランスに気を付けて食事をとると良いでしょう。

妊娠9ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠9ヶ月の赤ちゃんは、肺機能が成熟し、自力で呼吸できる力を身につけます。あともう少しお母さんのお腹の中で準備をしたほうが望ましいですが、妊娠34週以降であれば、もう生まれたとしても比較的安心でしょう。また、この時期は赤ちゃんがお腹の中でどんどん大きくなり、それに伴いお母さんの内臓は圧迫されます。胃や肺が圧迫されることによって、動悸や胸焼け、食欲不振が起こります。膀胱も圧迫されるため、尿がもれやすくなったり、トイレが近くなったりもします。

妊娠10ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠10ヶ月の赤ちゃんは、もうほとんど新生児と変わらない姿をしています。身体の機能も立派に成長しているため、妊娠37週を過ぎたら、もういつ生まれてきても大丈夫です。この時期の赤ちゃんは身体を丸めてボールのような体勢をとり、頭を下にしてお母さんの子宮の入り口近くに下りてきます。一方、お母さんの骨盤は緩んで開き、産道も赤ちゃんが通りやすいように柔らかくなります。お母さんと赤ちゃんの双方が、いよいよやってくるお産に向けて準備を整えているのですね。

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