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”赤ちゃんは、泣くのが仕事”とよく言われますが、どうして泣いているかわからないときもあるでしょう。特に夜泣きが連日続くと、パパやママの睡眠不足や疲れがたまってしまいます。夜泣きの原因や泣き出したときの対処法などをまとめました。赤ちゃんの夜泣きに悩んでいるパパやママ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんはちょっとした不快感に対して、大きな声で泣きます。喋れない赤ちゃんにとっては、SOSのサインとも言えるでしょう。お腹が空いたりオムツを変えて欲しい以外にも、暑い・寒い・かゆいなどの身体的な不快感や不安な気持ちや寂しい気持ちなど、精神的なことでも泣いて伝えます。夜泣きが続く場合は、赤ちゃんが周囲にSOSを求めているのです。
睡眠はノンレム睡眠・レム睡眠の2サイクルを繰り返します。大人の場合は約90分のサイクルで繰り返しますが、赤ちゃんは約50分と、大人より短いサイクルで繰り返されているのです。大人と違って、浅い眠りのレム睡眠の回数が多い赤ちゃんは、不快感や夢の影響でぐずって夜泣きをすることがあります。体内時計が未熟な赤ちゃんは睡眠リズムが不規則なため目覚めやすく、眠たいのに眠れない不快感も夜泣きの原因かもしれません。
参照元:GOO.N 赤ちゃんの「夜泣き」原因と対処法(https://www.elleair.jp/goo-n/mama/03/page5)
おしっこやうんちをしていないか?オムツの状態をチェックしましょう。蒸れていたりオムツのテープがきつかったりなど、不快要素がないか?確認します。授乳の間隔も確認し、量が足りているか?も見てみましょう。10ml単位で微調整しながら様子を見ると◎!
不安な気持ちや怖い夢をみて泣いている可能性があるため、まずは抱っこをして落ち着かせてみましょう。パパやママに抱っこされながらゆらゆらしていると、落ち着いてスッと眠ることがあります。ただ抱っこをするだけでなく、話しかけてあげると、パパやママの声を聞いて安心して眠れるでしょう。トントンしながら話しかけてあげるのもおすすめです。
夏はエアコン、冬は暖房を使う場合、空気が乾燥するため加湿器をつけて温度調整します。暑い・寒い以外だけでなく、湿度が低くて不快感を感じるため、温度と湿度の調整しましょう。また、赤ちゃんは大人よりも体温が高いため、服装にも注意が必要です。汗をかいているときは、着替えをしましょう。
睡眠サイクルが浅く、夢をみて泣く赤ちゃんもいます。夜泣きではなく寝言泣きの可能性もあるため、夜泣きなのか?寝言泣きなのか?を判断すると、スムーズに対策できるでしょう。
寝言泣きは、大人でいう”寝言”のことです。寝言泣きは生後4ヶ月ごろから始まり、睡眠サイクルが落ち着く1歳を過ぎたあたりで落ち着きます。夜泣きは不快感を感じると泣きますが、寝言泣きはレム睡眠のサイクルに合わせて定期的に泣くのが特徴です。40〜60分に1回泣く場合、寝言泣きの可能性があるでしょう。
泣いたら思わず抱っこしてしまいますが、まずは赤ちゃんの様子を確認しましょう。泣き方や声量を確認します。少しグズグズする程度であれば、そのままスッと眠ることもあります。すぐに何か対応するのではなく、寝言泣きか?夜泣きか?を判断しましょう。
寝言泣きの場合、落ち着くとスッと泣き止むケースが多いようです。夜泣きの場合、不快感がなくなり落ち着いたら深い眠りに入りますが、寝言泣きの場合は比較的早く眠ります。まずはトントンして落ち着かせてあげましょう。赤ちゃんのお腹を指でリズムを取るように、優しくトントンします。それでも落ち着かない場合は、抱っこしてあげましょう。
”泣いたら授乳”のイメージがありますが、寝言泣きの場合お腹が空いて泣いているのではありません。いつもと違うタイミングであげてしまうと、生活リズムが乱れます。落ち着く様子が見られないときや大声で泣いて欲しがっているときは授乳しても良いですが、寝言泣きの場合は少し様子を見てから判断しましょう。
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