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妊娠した?妊娠初期症状とは

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ママになりたい!と妊娠を希望している、また妊活している女性にとって、体調の変化は希望の兆し。少しの変化でも期待で胸がいっぱいになってしまいますよね。 このページでは、妊娠初期の症状とはいったいどのようなものなのかまとめています。

妊娠初期症状とは?

妊娠は期間によって呼び方が分けられており、0か月から4か月の16週未満を妊娠初期、5か月から7か月を妊娠中期、8か月から10か月を妊娠後期としています。その妊娠初期に見られる体の変化のことを妊娠初期症状と呼び、さらにその中でも、ごく早い時期にみられるものを『妊娠超初期症状』と呼びます。

妊娠超初期症状に医学的根拠はなく、その言葉自体、医学用語でも専門用語でもありません。妊娠0週~3週に起こる症状を呼ぶことが多いのですが、受精した受精卵が着床するのも妊娠2週目ごろであるため、実際には妊娠していない時期も含まれています。しかし体験談などを聞くと、実際この頃に症状があったというママもいるため、ないとは言い切れないというのが現状です。

妊娠初期症状が出始める時期

感じ方に個人差がある妊娠初期症状ですが、早いと3週目頃から感じる人もいます。妊娠検査薬を使用しても反応が出ない時期ではありますが、妊娠成立に伴う体の変化や症状が現れ始めます。この頃は特に赤ちゃんの成長に大事な時期でもあるので、注意して生活する必要があります。4~5週にはその変化や症状もはっきりとしてきて、多くの人が妊娠に気付きます。

妊娠初期に現れる症状

一人ひとりの身体が違うように、妊娠初期に現れる症状も人によって個人差があります。特に妊娠超初期症状とPMS(月経前症候群)の症状は酷似しているため判別が難しく、一概に「これ」というものが妊娠の兆しであるとは言い切れません。ここからは上記の内容を念頭におきつつ、どんな症状があるのか見ていきましょう。

生理予定日を過ぎても生理が来ない

妊娠すると生理は来なくなるため、この症状を一つの目安とする人も多いでしょう。生理周期が安定している人であれば、予定日から一週間以上たっても生理が始まらないという場合、妊娠が疑われます。

ただし、ストレスが多い人、生活習慣が乱れている人や過剰なダイエットをしている人などは生理周期が乱れ、妊娠が分かりづらくなるので、まずはそこから改善できるといいかもしれません。

おりものがいつもと違う

個人差も大きいですが、おりものが変化することもあります。妊娠初期のおりものでよく見られる特徴は、色は乳白色で、量が増え、普段のものよりもさらさらしていることです。においも酸っぱいにおいを感じやすくなる傾向があるようです。

ただ、個人差も大きい変化ですので、その変化を感じない場合もあります。

生理ではない出血があった

受精卵が着床時、子宮内膜に伸ばした繊毛が根を張る際、子宮内膜の血管が傷つき少量の出血を伴うことを『着床出血』といいます。生理予定日前後、妊娠超初期に起こるため、生理と間違われがちですが、量はごくわずか、期間もほとんどの場合1~3日程度で止まってしまいます。

また、必ずしも起こる症状というものではなく、その確率も25パーセント以下と言われています。

身体が熱っぽい

妊娠するとホルモンの働きによって、37度前後の微熱が続きます。生理周期では低温期と高温期に分かれており、排卵日前後に体温が上昇、生理の3~4日前には体温が下がってくるとされています。妊娠した場合は高温期が続くため、熱っぽさや体のほてりを感じたり、汗をかきやすくなる人もいます。

普段から基礎体温が低い人は37度前後まで上がらない場合もありますが、普段よりも高い体温となるので比較的わかりやすい症状だと言えるでしょう。

便通が悪くなる

妊娠時には、胃腸の働きもホルモンの影響を受けて弱まり、便通が悪くなる人もいます。また同様の理由で自律神経が乱れが生じ、同じく便通に影響が出ます。消化不良を起こして食欲がなくなる人もいれば、逆に食欲が止まらなくなる場合や、つわりの症状で食べられるものが偏ることもあります。

寝ても眠い

こちらも生理の際によく見られる症状です。妊娠中もホルモンの影響で強い眠気やだるさを感じる人が多くいます。妊娠を維持し、赤ちゃんを育むためにたくさんのエネルギーを必要とするため、体が睡眠を欲するのです。このような眠気は妊娠の期間全てを通して感じる人が多い症状です。寝ても寝足りない、頭がぼうっとするなどの症状が多い、続く場合は、妊娠の可能性も高いでしょう。

腰が痛い

赤ちゃんが産道を通りやすくするため、妊娠すると骨盤など関節を緩くするホルモンが分泌されます。その結果として骨盤周りの筋肉に負荷がかかるために腰痛を感じることがあります。生理痛と似ていると感じる人も多い症状で、時期としては妊娠中期以降のお腹が大きくなり始めるころに感じる人が多いようですが、初期にも腰痛を感じる人はいます。

下腹部が張っている、痛みがある

こちらも生理痛と似たように感じる人が多い症状です。通常時の子宮は卵一つ分くらいの大きさですが、出産する頃には容量が5リットルを超える人も。そのため、妊娠すると子宮は収縮を繰り返して大きくなっていきます。それに伴って、下腹部の痛みや張りを感じることがあります。

また、下腹部の痛みはホルモンバランスの影響で弱まる胃腸の働きによっても起きることがあります。膨満感を感じる人もいるようです。

胸が張っている

胸が張るのも大きな症状のひとつですが、母乳を作るための準備過程でホルモンの影響によって起こるものです。張りからくる痛みだけでなく、妊娠中はカップサイズもアップするため、衣服にこすれて痛みを感じる人もいます。妊娠初期に感じることが多く、だんだんと張りや痛みは感じなくなっていく傾向にあるようです。

だるい

先述した「熱っぽさ」「眠気」と同じく、プロゲステロンというホルモンがもたらす影響で、だるさを感じる人も多いです。微熱が続くことや、体が睡眠を欲するのに伴って意欲が減退や、全身のだるさに繋がります。赤ちゃんに栄養が送られるため、貧血状態になる人もいます。可能な限り体を休めて、リラックスする、またその時間を作るようにしましょう。

妊娠初期症状と生理前の見分け方

このように妊娠初期の症状は生理前に起こる症状と似ているものが多く、混乱する人も多いでしょう。そんな時、妊娠初期症状と生理を見分ける大きなポイントは、基礎体温です。

生理前には体温が上がり高温期となり、生理になり血が出始めると体温が下がって低温期となりますが、妊娠した場合には生理予定日を過ぎても高温期が続きます。生理と間違えやすい、妊娠超初期症状の着床出血は、血が出ても体温は下がらないので、基礎体温さえ把握していれば違いはわかりやすいかもしれません。

想像妊娠で妊娠初期症状が出ることはある?

想像妊娠という言葉をご存じでしょうか。読んで字のごとく、実際は妊娠していないけれど、妊娠した・していると思い込んでしまうことを指します。ただの思い込みと思われがちですが、妊娠初期症状が出ることがあります。

妊娠初期症状はホルモンの働きよって起こります。ホルモン自体が能からの指示で分泌されるものであるため、妊娠を強く意識することで、脳が誤って指示を出してしまい、排卵の遅れや生理の遅れ、つわりなどの吐き気や食欲不振などが引き起こされるのです。

妊娠を望む人だけでなく、逆に妊娠を望んでいない、妊娠に対して不安や恐怖感がある人など、妊娠を強く意識している人がなりやすい傾向にあります。妊娠かもしれないと思ったら、まずは落ち着いて、基礎体温を測ったり、検査薬を使用してみたり、他の症状があるかどうかなど、本当に妊娠なのかどうかを確認すると良いでしょう。

妊娠初期症状がでなくて妊娠していることはある?

妊娠は初期だけでなく、その症状に個人差があるため初期症状がない人もいます。症状が出ないために、「妊娠がしっかりと継続できていないのでは」と不安になってしまう人もいるかもしれません。

しかし、ここまでに挙げたような症状は、あくまでも妊娠の可能性を示す目安だと考えると良いでしょう。妊娠の際に必ず現れると言えるのは、基礎体温が高くなることと、生理が止まることです。それ以外はある人もない人もいますから、安心してくださいね。

妊娠初期症状を感じたらどうしたらよい?

妊娠初期症状に当てはまる症状があり妊娠の疑いがある、また予定日になっても生理が始まらないといった場合には、まず本当に妊娠しているかどうか確かめましょう。

妊娠検査薬は、hCGという妊娠の際に分泌されるホルモンが尿に含まれているかで判断するものですが、このホルモンが分泌され始めるのが妊娠4週目頃です。妊娠した場合、生理予定日から1週間後がちょうど4週目頃となるため、その頃が妊娠検査薬を使用する目安となります。

また、疑いを持った時から、赤ちゃんに影響のないように生活習慣を見直していきましょう。例えば、お酒やたばこは赤ちゃんの発育を妨げるだけでなく、流産のリスクも高まります。母体の健康のためにも気を付けていきましょう。また、薬を飲んでいる場合は、薬によっては赤ちゃんに影響を及ぼすものもあるため、医師に相談しましょう。特に継続的に処方が必要な場合は、妊娠の可能性をしっかりと伝えましょう。

妊娠していたらクリニック受診を

妊娠初期の症状はたくさんありますが、基礎体温と生理が止まること以外の症状は、人によって感じたり感じなかったりとまちまちです。妊娠検査薬で陽性反応が出たら速やかにクリニックで受診しましょう。

初診のプロセスは院によって違いますが、持ち物は基本的には健康保険証、お薬手帳、初診でない場合は診察券があれば大丈夫です。服装はスカートなど、診察台に上がりやすいものだと手間がかからないでしょう。下調べをしてからかかると良いでしょう。

妊娠が分かって、喜ばしいと感じる人もいれば、不安だと感じる人もいるでしょう。ですがだからこそ受診して自分の身体、赤ちゃんの身体、人生のために、様々な準備や決断をする必要があります。そのためにも、受診をして妊娠を確かめるところからはじめましょう。

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