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無痛分娩とは、出産の痛みを和らげる分娩方法です。横浜市で無痛分娩ができるおすすめの産院をご紹介します!無痛分娩のメリットや、産院を選ぶ際の注意点も要チェック。
無痛分娩をおこなう場合は、病院の都合に合わせておこなうことがほとんど。麻酔科医の人手が整う日時に陣痛が起こるように、促進剤を投与されて計画出産をおこなうケースが多くあります。
つまり、麻酔科の先生が限られた日しか勤務していない病院だと、おのずと赤ちゃんの誕生日=先生の出勤日から選ぶ、という現実的な選択方法になってしまいます…。
「無痛分娩をしたいけれど、できれば自然に陣痛が来てから産みたい…」と希望しているなら、麻酔科医が常勤している産院を探すのがいいでしょう!
麻酔科医が常にいてくれれば、出産日時を気にする必要はありません。いつ陣痛がきても無痛分娩で対応してもらえるでしょう。
無痛分娩でお願いしていたのに、陣痛がきたときに麻酔科医が不在で普通分娩にされてしまう…なんてことも防げるはず!
病院や麻酔科医の都合に振り回されてしまいがちな無痛分娩。そこで、専属の麻酔科医がいる病院をピックアップしてみました!どこも無痛分娩に力を入れている病院ばかりです。
麻酔科医が常駐で24時間365日無痛分娩OK
麻酔科の先生がいつでも在籍し、曜日や時間の縛りなく無痛分娩ができます。日時を指定されてしまう病院もありますが、聖マリアクリニック本院では妊婦さんの自然な陣痛に合わせてくれます!もちろん先生は、産科に精通した麻酔科医です。腹腔鏡手術・子宮外妊娠の対応も整っている産院なので、医療設備面でも心配ないですね。
150,000円(計画無痛・自然無痛共に一律無料キャンペーン中)
※2025年2月17日調査時点
無痛分娩以外に、計画分娩・帝王切開などあらゆる出産方法に対応。助産師さんの人数が多いのでコミュニケーションもとりやすく、お産に関する不安もゆっくり相談できるはず!
出産後の入院はすべてオシャレで可愛らしい個室。プロエステティシャンによる産後エステのプレゼントや、一流ホテル出身シェフによる食事など、ホテルに滞在しているかのように快適な時間を過ごすことができます。
名誉院長が麻酔科指導医としてリード
新横浜母と子の病院では、おこなわれる出産の約57%(2024年11月26日調査時点)が無痛分娩です。麻酔科と産婦人科の専門医である島田名誉院長の指導のもと、安心・安全な無痛分娩の実現に努めています。無痛分娩は麻酔管理下で行われるため、スタッフが多い平日日中に実施しています。また、無痛分娩の途中で緊急帝王切開となってしまった場合には、無痛分娩にかかる料金が割引になります。
施術・管理費用…200,000円
出産後に入院するお部屋は3種類。アロマポットの無料貸し出しをおこなっているLDRは、ライトと香りで心と体をリラックスさせてくれます。
フルコースのお祝い膳やバイキング形式の食事、リラクゼーション教室やサークルなど、ママさん同士のふれあいの場も多く、ナイーブになりがちなお産の時期を、楽しく過ごせるでしょう。
複数の分娩スタイルに対応
無痛分娩だけでなく、普通分娩や計画分娩、計画無痛分娩、帝王切開など、多様な分娩スタイルに対応しています。さらに、小川クリニックでは、お産に対する不安を取り除くために「自然分娩・無痛分娩セミナー」を開催しています。セミナーは無料で参加でき、自分に最適な出産方法を見つけるために、一度参加してみることをお勧めします。
130,000円~
検診時などは、戸塚駅・東戸塚駅への無料シャトル便を運行しているので、駅から病院に直行できて体への負担も軽くすみます。
また、本格的なフランス料理やビュッフェスタイルの朝食と食事サービスが充実しており、プチエステやリラクゼーションマッサージもあります。出産で疲れた体と心を癒してくれるでしょう。
このサイトでご紹介した横浜市内の産婦人科のうち、無痛分娩に対応している産院は以下の通りです。
無痛分娩に使用される麻酔は痛みを和らげるのが大きなメリットだと言えます。また、出産後の陰部の縫合の際にも痛みがありません。また、緊急帝王切開が必要になった場合、速く手術に移れるのもメリットの1つだと言えます。個人差はありますが、無痛分娩での出産後は回復も早い傾向にあるようです。
痛みの軽減と言う点に関して大きなメリットがある無痛分娩ですが、気になる点もいくつかあります。
無痛分娩といっても、まったく出産の痛みがなくなるわけではありません。
そもそも無痛分娩とは、陣痛の際に感じる痛みを、麻酔を使って緩和する出産方法。子宮口が5㎝ぐらい開いたら、脊髄の横にある硬膜外という部分に、背中から細いチューブで局所麻酔を注入し、下半身の感覚を鈍くするだけなのです。
ですから、赤ちゃんが降りてくる感じや、いきむ感覚はしっかりと感じることができます
ただ、陣痛が弱まってしまい、鉗子などを用いた吸引分娩になるケースも少なくありません。
いきむ力が少し弱まることもあり、自然分娩より時間がかかってしまうこともあるようです。
無痛分娩では麻酔を使いますが、これは麻酔専門医が細心の注意をはらっておこないますので、そうそう母体と赤ちゃんに悪影響が出ることはありません。
ただ、痛みを抑える効果が出てくるのと同時に、何らかの症状が体へ出ることはあります。
これらの症状が挙げられます。
麻酔科医はロボットではなく人なので、残念ながら極まれに不具合を起こしてしまうことも。
これらは痛み止めなど、比較的軽い処置で対応ができます。
こういったケースは、早急な処置が必要になります。
いずれも稀におこるものなので、そう心配することはありません。余計な不安を感じないためにも、実績豊富な麻酔科医が在籍する病院を選ぶようにするといいですね。
※参考 勝間和代のクロストーク編 日本産科麻酔学会監修『無痛分娩のすすめ』毎日新聞出版
出産時の痛みを麻酔薬で和らげる無痛分娩で用いられる麻酔は2種類あります。
「硬膜外麻酔」と「脊髄くも膜下麻酔」です。
無痛分娩を行う医療機関のほぼ全てが、この方法を実施しているといわれる硬膜外麻酔。硬膜外腔と呼ばれる背骨の脊髄付近にチューブを入れて麻酔薬を投与することで、痛みを脳に伝える知覚神経を麻痺させる方法で、無痛分娩のときのみに用いられる方法ではなく、手術や手術後の痛み止めの目的で日常的に使われている方法でもあり、シングルカテーテル法とダブルカテーテル法の2つがあります。
脊髄くも膜下麻酔は「脊椎麻酔」や「腰椎麻酔」とも呼ばれ、帝王切開ではもっともよく用いられる麻酔の方法です。この方法は、背中の腰のあたりから脊髄くも膜下腔という場所に細い針を入れ、そこから麻酔薬を注入します。注入後、約1〜2分で痛みがなくなり1〜1時間半ほどで麻酔効果は薄れます。
無痛分娩は、陣痛が始まってから麻酔を行う場合と、入院する日を決めて陣痛が始まる前に麻酔を行う方法があります。
産院によって多少の違いはあると思いますが、ここでは、あらかじめご入院して陣痛が始まる前に麻酔を行う方法についての大まかな流れをご紹介しています。
予定の前日に入院します。入院日は妊娠37週以降、初産婦は分娩予定日の約1週間前、経産婦は約2週間前が目安になります。
超音波などで診断し、ラミナリアやバルーン(ミニメトロ)を使って子宮口を柔らかくして広げる処置を行います。個人差がありますが子宮の出口を広げるのに1~2晩かかります。
入院当日または翌日の分娩当日の朝、陣痛が進んでからでは辛いので、麻酔を注入するためのカテーテルを背中に入れ子宮口が4~5cmに開くまで待ち、子宮口が充分開いた状態になったら陣痛促進剤の投与を開始し、規則的な陣痛が強くなれば硬膜外麻酔を始めます。
子宮口が全開になったら分娩室へ移動し、会陰部の近くにも麻酔を追加します。
麻酔効果で痛みが弱くても、 陣痛はおなかの張りとして実感できるので、普通分娩と同じように陣痛に合わせて自分でいきんで出産します。赤ちゃんが通る感覚もあります。また、麻酔効果で痛みがない場合、いきむタイミングが分からないとか、上手にいきめないなどの状況もあると思いますが、医師や助産師が手伝いますので心配ありません。
分娩時にできた傷の処置をして、硬膜外チューブを取ります。出産が終わっても麻酔が切れるまでには数時間かかります。麻酔薬の効果が無くなると、傷の痛みや後陣痛の痛みは感じますが、我慢できない場合は通常の痛み止めが処方されることが多いようです。
無痛分娩とは、麻酔を使用して陣痛の痛みを和らげる方法です。
陣痛の痛みに対して恐怖を感じている、1人目の出産の時に痛みが辛かったという場合に無痛分娩を希望することが多いようです。日本では無痛分娩に対応している産院はまだ少数ではあるものの、欧米では一般的な方法として定着しています。
無痛分娩にも、実はさまざまな種類があります。ここでは、無痛分娩の種類や使用する麻酔の種類などについてご紹介します。
前もって分娩する日を決めておき、その日に陣痛促進剤を使用してお産を行う無痛分娩を「計画無痛分娩」と呼びます。日本では無痛分娩の多くがこの計画無痛分娩の方法が取られており、予定日を決められます。
また、麻酔を投与するタイミングを逃すことがないという点も計画無痛分娩のメリット。また、はじめから麻酔を使って極力陣痛の痛みを感じないようにすることもできますし、自然分娩に近づけたいから分娩の最後だけ麻酔を使うなど、産婦さんの希望に合わせた麻酔を行えます。
ただし、計画無痛分娩を選んだ場合でも、促進剤を使ってもなかなか陣痛が起こらない、なかなか子宮口が開かないなどで必ずしも予定通りに分娩が進むとは限らない、という点は覚えておきたい点といえるでしょう。
無痛分娩を行う場合には、この硬膜外鎮静法が多く使われています。
硬膜外腔というスペースに細いチューブを挿入することで、麻酔薬を入れていきます。この硬膜外麻酔では、1本のチューブを使用して麻酔をかける「シングルカテーテル法」と、麻酔チューブを2本使用する「ダブルカテーテル法」があり、痛みの度合いに応じて選択されます。
背骨の中にある「くも膜下腔」と呼ばれる部分に細い針を入れ、麻酔薬を入れることで陣痛の痛みを和らげます。注入後1〜2分で痛みを感じなくなってくるため、早急に麻酔効果が必要な場合に用いられる方法です。
多くの場合は前項で説明した硬膜外鎮静法が使用されており、脊椎くも膜下鎮静法を用いるケースは少ないようです。早急に痛みが取れるのがメリットではあるものの、血圧低下や頭痛などの合併症が起こることがある、とされています。
硬膜外腔と、脊髄くも膜下の両方に麻酔薬を投与して、陣痛を抑えていく方法です。
まずは脊髄くも膜下腔に麻酔薬を入れ、直後に硬膜外腔に麻酔を入れるチューブを入れます。この方法を使用すると、硬膜外麻酔のみの場合と比べて早く痛みを抑えることができるため、数分後にはある程度痛みを和らげられます。
無痛分娩を行った場合には、やはり「陣痛の痛みを抑えられる」という点が最大のメリットといえます。痛みを抑えることにより、産婦さんが落ち着いた気持ちで出産に望むことができます。また、出産後に縫合が必要な時にも痛みを感じません。特に傷が大きい場合、縫合に時間がかかった場合でも、痛みに対するストレスを感じることなく処置を終わらせることができます。
他にも、無痛分娩を行っている最中に緊急帝王切開が必要になったとしても、速やかに手術に取り掛かれるという面もあります。一刻も早く赤ちゃんをお母さんのお腹の中から出す必要がある場合に、すぐに手術ができるという点は大きな利点となります。
また、人によっては分娩からの回復が早い傾向があるとも言われています。ただし無痛分娩を行っても分娩に時間がかかってしまった場合には回復に時間がかかることがありますので、この部分については個人差があるといえるでしょう。
無痛分娩を行った場合、麻酔を使用することから陣痛が弱くなり、分娩が思うように進まないケースがある点がデメリットとして挙げられます。この場合は、陣痛促進剤を使用したり、吸引を行うことがあります。加えて、無痛分娩を始めてから6時間以上経過した場合、発熱してしまうことも。赤ちゃんに直接影響するものではありませんが、解熱剤を使用したり点滴を行ったりする場合もあるようです。
また、麻酔薬を入れたとしても、一定の部分だけ痛みを強く感じてしまうこともあります。その際には、麻酔チューブを調整したり、入れ直したりすることにより痛みの調整を行います。
無痛分娩ができない、というケースはほとんどないとされています。
ただし、極度の肥満の場合は麻酔をかけることが難しくなるため、無痛分娩ができないケースがあります。また、心臓病や血液病、神経系の持病がある方の場合は、無痛分娩ができないことがあるようです。中にはこのような病気を持っていても問題なく無痛分娩を行えるケースもありますので、医師に相談をしてみると良いでしょう。
ただただ、無痛にしてよかったです! 痛みもほとんどなかったし、麻酔後、気持ち悪くなることももなかったです。「産むだけなら何人でもイケる!」と産んだ直後、分娩台の上で休んでいるときに思いました。何よりやってよかったなと思ったのは、初産だったけど産後心身ともに余裕が生まれたこと。里帰り出産も産後のヘルプもなかったけど、まったく問題ありませんでした。まもなく2人目が産まれますが、産後のダメージを最小限に抑えたいので、今回も迷わず無痛です。
たまひよより抜粋:https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=38353
臨月間近になって、義母が「無痛は赤ちゃんを無理やり…」とか言ってきましたけど、「ふーん。へーほー」って感じでスルーしました。出産そのものに焦点が当たることが多いけれど、子育ては産んだあとからが本番ですし、無痛だって、会陰切開の痛みがあります。座るのだってままならないのに、あえて体にダメージを残す選択をしなくてもいいと思いました。 たまひよより抜粋:https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=38353
初産で計画無痛分娩にしました。産後2時間で歩いてトイレにいけるくらい回復が早く、私は無痛分娩にして良かったです。以前、無痛分娩があたりまえの国に住んでいたことがあり、抵抗がまったくありませんでした。 たまひよより抜粋:https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=38353
私は3人目で無痛にしました。私の場合ですが、出産はすごく良かったです。本当に痛くなかったです。でも、産後麻酔の副作用で全身痒くなりました。デメリットはそれぐらいだったので、もしまた子どもができたら絶対無痛にします。 たまひよより抜粋:https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=38353
横浜市の先輩ママに聞いた!
分娩・産院の満足ポイント