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横浜市の産婦人科・分娩施設の、助産師についてリサーチしてまとめました!
厚生労働省の発表しているデータでは、全国にいる助産師の数は平成28年時点では3万5,774人。都道府県別にみると、神奈川県の人口10万に対する助産師数は25.4人で、全国平均の28.2人に比べるとたしかに少なめです。
しかし実際の人数でみると神奈川県の助産師はなんと2,322人で、東京・大阪に次いで全国3番目の多さなのです。
※参考:(PDF)厚生労働省「平成28年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」
助産師は、お産のサポートだけでなく、産前だけでなく産後のママと赤ちゃんのケアまで、きめ細かく対応してくれる頼もしい存在。
出産・育児にまつわる気持ちの整理や、家族との関わり方などの相談にのってくれる丁寧な助産師なら、きっと精神面では産科医師よりもつながりが強くなるはず。例えるなら、産婦人科のお母さん的な存在と言えます。
ただ助産師の人数が少ない産院だと、一人ひとりのママと話す時間はどうしても少なくなりがちに。助産師とゆっくり話しができて、相談にのってもらいたければ、助産師の多い産院を選ぶと◎。
他には何が大事かな?
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経験5年以上の助産師が21名在籍
助産師による妊婦健診・保健指導をおこなう助産師外来があります。普段の生活についてはもちろん、母乳育児の準備やバースプランなどについても気軽に相談できます。
さまざまな科がそろっている総合病院。ハイリスク妊婦さんも受け入れ可能の安心サポート体制です。自然分娩をメインにLDRは3部屋あり、プライバシーに配慮した全室個室で母子同室。母乳育児に関してのサポートも丁寧です。
ベテラン助産師の連携で大病院並みの活躍
健診毎に助産師と話せる時間を設けており、多くの助産師と知り合えるシステム。夜間でも数名の助産師が待機しているので、24時間365日いつ陣痛が来ても安心です。
立ち会い出産が可能な分娩室と3つのLDRが、追加料金なしで利用できます。アロマの香りと音楽流れる中でのリラックスしたお産。母児早期接触、母児同室だけでなく、父子早期接触も推奨しています。
経験豊富な助産師が横浜市内全域をフォロー
聖マリアクリニック付属助産院をはじめ、横浜市内に複数の分院をかまえる聖マリアクリニック本院。妊婦検診から産後育児まで連携しているので、助産師とのコミュニケーションがとりやすい点がメリットです。
本院と分院の医療連携体制が整っているので、助産師だけでなく、産科医、麻酔科医、こども医療センターなどプレママのさまざまな要望を受け入れられる体制が整っています。
2009年のデータだと、助産師外来を設けているクリニックは全国に353箇所、院内助産所があるところはわずか47軒しかありません。
最近では産婦人科医の人手不足が深刻で、産科が閉鎖される病院も出るなど、産む場所に困るようなケースも耳にしますね。そんな事態をよくしようと、2008年から厚生労働省が院内助産施設を整備するための事業に取り組んでいます。
正常なお産ができる妊婦さんなら、院内助産所の助産師にとりあげてもらうことで、産科医はハイリスクなお産に集中して対応できます。万が一お産の途中でトラブルが起きても、病院内の医師にすぐ対応してもらえるので安心です。
妊婦さんの側からすれば、家族に見守られリラックスしながら、自然なバースプランで出産できるメリットがあります。
よくある分娩風景としては、分娩台に乗らず、和室に敷かれた布団などの上で、夫だけでなく上の子どもたちも一緒に立ち会うような感じですね。
また、妊婦検診の時から助産師に対応してもらえ、1回の検診で30分ぐらいゆっくり話ができることも魅力です。
日々の不安が解消できることはもちろん、お産までに助産師との信頼関係が築けて、安心してお任せできると思います。通常の外来検診だと、待ち時間が長いのに、実際医師と話せるのはほんの数分。
いざ出産となっても、誰にとりあげてもらえるのか、当日の出勤医状況次第で分からない…なんてことも普通ですからね。
「分娩方法だけでは産院を決められない…」。そんな人は、先輩ママの意見をチェックしてみてはいかがでしょうか?実際に出産を経験した人だから分かる、産院のありがたいサービス・対応があるはずです!
横浜市の先輩ママに聞いた!
分娩・産院の満足ポイント