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横浜市の子育て支援制度

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横浜市で子育てを考える場合、重要となってくるのはどのような制度があるのかと言うことです。制度を利用できるかどうかによって、子育てにかかる費用は大きく変わってきます。横浜市の提供している制度の特徴を紹介します。

お金にまつわる横浜市の子育て支援制度

児童手当

横浜市は児童手当を制度として提供しています。日本国内に住民登録がある方で児童の養育者としての資格を持つ方が対象者となります。対象児童は日本国内に住民登録があり、中学校修了までの児童です。対象者の前年度の所得によって支給される金額がかわります。扶養親族等の人数が0人である場合は622万円が限度額になっており、1人増える毎に38万円増額されていきます。所得制限限度額未満であれば、3歳未満の児童は15,000円、3歳から小学生までの第一子、第二子は10,000円、第三子以降であれば15,000円、中学生であれば10,000円となっており、所得制限限度額以上の場合は児童1人につき5,000円が支給されます。どのような条件の方であっても、支給があるので利用しない手はありません。

※参照元:横浜市 児童手当-概要(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/teate/teate/jite-gaiyou.html)

児童扶養手当

支給対象となる児童は、父母が婚姻を解消している、父又は母が死亡、重度の障害、生死が明らかでない、1年以上拘禁されている、裁判所から保護命令を受けているという条件があります。また、婚姻しないで生まれた児童や孤児も対象となります。里親に委託されている場合などは対象外となるので注意が必要です。手当の金額は全額支給の場合、児童1人の時は42,910円、児童2人の時はそれに10,410円を加算します。児童3人以上の時は3人目以降につき6,080円を加算します。しかし、支給額は所得額によって変動するため、一部支給となる可能性があるので確認が必要です。養育が十分にされない可能性のある状況に置かれた児童が対象となっているため、全ての児童が対象ではありません。

※参照元:横浜市 児童扶養手当(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/teate/teate/jidoufuyouteate.html)

ひとり親家庭等医療費助成

母子家庭、または父子家庭といったひとり親家庭を対象とし、親が病気やケガで医者にかかった場合に医療費を一部横浜市が負担してくれるという制度です。横浜市に住所があり、健康保険に加入しており、母子家庭又は父子家庭に該当し、一定の所得基準を超えていない家庭が対象です。生活保護との併用や里親に委託されている場合などは制度が適用にならないので注意が必要です。

小児慢性特定疾病医療給付

小児が特定の慢性疾病に罹患した場合に、かかる医療費を横浜市が負担する制度です。家族の収入によって医療費の一部を支払う必要があります。対象となるのは、横浜市民の18歳未満の児童です。18歳の時点で既に対象となっている場合、20歳未満まで延長できます。ここで対象となる疾病は、悪性新生物や慢性の臓器疾患、または免疫疾患などです。医療機関にて確認の上、制度の対象となるかどうかを判断してください。

子育てりぶいん

横浜市が認定する家賃補助付き賃貸住宅に住んでいる、世帯月収が214,000円以下の子育て世帯を対象した、家賃の一部を助成する制度です。最大で月4万円、最長で6年間の家賃補助が受けられます。子育てをしているけれど、毎月の家賃の支払いを考えると生活が厳しいという家庭は利用することができます。支給条件には入居者が1人でも横浜市に在住または在勤している必要があるので確認が必要です。

※参照元:横浜市 子育てりぶいん(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/joho/kosodatelivein/gaiyou.html)

育成医療(自立支援医療)

指定医療機関にて身体の障害を軽くしたり、回復させたりする治療にかかる費用の一部を補助してくれる制度です。原則とし1割の医療費負担となりますが、所得によるので確認が必要です。18歳未満で、肢体不自由や視覚・聴覚障害、または臓器などに障害がある児童が対象となります。

横浜市で受けられる子育て支援

横浜市では、子供を持つ方への支援事業をおこなっています。「子育てに関するさまざまな不安や負担を軽減して、次代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つことができる社会の実現を目指し、地域における子育て支援施策を市民と協働で推進する」ことを目的としています。主な取り組みとしては、以下のようなものがあります。

  • 親子が交流でき、様々な情報提供や相談などを行う場(親子の居場所)づくり
  • 地域の中で子どもを預け、預かる子育てサポートシステムの充実を図る
  • 子育てを地域全体で支える環境を整える

そして、これらに伴う事業も展開していますので、ご紹介していきましょう。

地域子育て支援拠点

地域子育て支援拠点とは、就学する前の子どもと保護者の方々が遊び、交流するスペースの提供、子育て相談、子育て情報の提供などを行う子育て支援の拠点です。登録のうえ、無料で施設を利用できます。原則として「親子の居場所」を週3回以上開催する施設ですが、このほかにも地域の方などが運営する「子育てサロン」(月1回から週1回程度開催)や、マップに掲載していない一部の保育園の園庭開放等もあります。

地域子育て支援拠点は市内の各区に24の施設を展開しているので、近くにある施設を利用してみるといいでしょう。

親と子のつどいの広場

親と子のつどいの広場は、地域の子育て中の親子(主に0~3歳の未就学児と保護者)を対象に、マンションの一室や商店街の空き店舗などで、活動をおこなっています。主な活動は以下のようなものがあります。

  • 子育て親子の交流、つどいの場の提供
  • 子育てに関する相談の実施
  • 地域の子育て関連情報の収集・提供
  • 子育て及び子育て支援に関する講習の実施

この親と子のつどいの広場を運営しているのは、主にNPO法人などの市民活動団体で、運営スタッフとして、地域の方々も協力しています。市内の各区に複数の親と子のつどいの広場が設置されていますので、詳しくは横浜市のホームページをご参照ください。

子育てひろば

子育てひろばとは、横浜市内の認定こども園や保育所を利用したものです。園の施設や人材を活かした地域の子育て支援に取り組んでいます。地域で子育てをしている保護者や子どもたちが楽しく過ごせるように、園庭を開放したり、育児講座や交流保育などを催しています。子育て中のお母さんと一緒におしゃべりをしたり、仲間づくりもしたりできます。対象者は就学前児童とその養育者となっています(ただし認定こども園・保育所に在園する児童とその保護者は含みません)。

子育て支援者の子育て相談

「子育て支援者」とは、子育てで不安に思っていること、悩んでいることを一緒になって考えてくれる方のことです。主に「子育て支援者」は、乳幼児のお子さんの子育てに関するいろいろな知恵袋を持った子育ての先輩ママになります。「しつけの方法」や「おもちゃの与え方」「子育てのグループ活動を始めてみたい」など、子育てで不安に思っていること、悩んでいることを一緒に考えてくれる制度になります。会場は、市民利用施設等で乳幼児が安全に遊べる室内となっています。

横浜子育てサポートシステム

横浜子育てサポートシステムとは、横浜市の地域の中で子どもを預けたり、預かったりすることで、人と人のつながりを広げ、地域ぐるみでの子育て支援を目指すシステムです。子どもを預かって欲しい人と、子どもを預かる人に会員登録していただき、条件の合う近隣の方との出会いをサポートしています。このシステムを利用するには、会員登録が必要で、事前に入会説明があります。子供を預けたい方は横浜市内在住で、小さなお子さん(生後57日以上で小学校6年生までの児童)がいる方となります。預かる方は横浜市内在住で、健康で、子育て支援に理解と熱意のある20歳以上の方で、提供と利用会員の両方を兼ねる、両方会員としても登録できます。

乳幼児一時預かり事業

乳幼児がいる方で、外せない用事や急な仕事が入って困っている方に対して、理由を問わず子供を預かってくれる事業です。利用可能な曜日は月曜日から金曜日まで、時間は施設によって異なります。対象年齢は生後57日後から就学前の子供となります。利用料金は1時間あたり300円以下となっています。

ハマハグ

ハマハグとは、子育て中の方(小学生以下の子どものいる家庭の方)、妊娠中の方が、ハマハグに協賛しているお店・施設で登録証を見せると、ちょっとした心配りから、安心・便利な設備・備品の提供、お得な割引・優待まで、子育てを応援するさまざまなサービスを受けられるしくみです。横浜市内に在住・在勤・在学の方でなくてもご利用いただけますが、すべてのサービスを受けるには、登録証(ハマハグカード)が必要になります。

参照元:横浜市 子育て支援・相談(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kosodateshien/)

参照元:ハマハグ(https://hamahug.city.yokohama.lg.jp/)

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