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分娩の流れ

分娩の流れについて

いよいよ出産!

出産は大きく3つの期間に分けることができます。

第一期は陣痛の期間で、子宮口が全開大に至るまでの期間、第二期は赤ちゃんが誕生するまでの期間、第三期は胎盤が排出されるまでの期間です。

また、出産に要する時間は初産婦で約14時間、経産婦で約8時間と言われていますが、あっという間に生まれたという人もいれば何日もかかったという人もいて、とても個人差があります。期間ごとに分娩の流れを確認してみましょう。

第一期

初期のこの段階では子宮口が徐々に広がり分娩に向けて準備をしていますが、子宮口が全開になるまでの時間は個人差があるので、すぐに終わる人もいれば6時間以上かかる人もいてさまざまです。そのため子宮口が開いているのに気が付かないまま分娩になってしまう人もいるそうです。

出産のはじまるサインは人それぞれですが、基本的な流れはかわりませんので出産の全体像を把握しておけばある程度、落ち着いて対処できます。

初期の一般的なサインは、おしるしと呼ばれるおりものが出たり、強い生理痛のような痛みがある陣痛、生ぬるいお湯が出てくる破水の3つ。ただし、どのサインからはじまるかは個人差があります。

おしるし

子宮口が徐々に開くことで卵膜が子宮内壁からはがれ、粘液に血液が混じったおりものです。ピンク色や茶褐色など人によりさまざまで、量も下着に少し付く程度の人もいれば月経の終わりくらいの量など個人差があります。

この、おしるしがあると数時間から数日内に陣痛が始まることが多いようです。ただし、おしるしがなく突然陣痛がはじまる人もいますし、1週間以上たってから陣痛が来る場合もあります。

また、生理よりも多めの出血やお腹の張り、激しい痛みが続くような時は他の原因も考えられるので、かかりつけの産院にすぐに連絡をしてください。

陣痛

赤ちゃんを外に押し出すための子宮収縮が陣痛です。子宮の筋肉が縮むのと休みとが、交互に繰り返されます。最初は不規則で痛みもそれほどではないですが、しだいに間隔が狭まり痛みも増してきます。収縮が始まった時間から次の収縮が始まるまでの時間が規則的になり10分間隔になってきたら、かかりつけの産院に連絡して入院します。

ただし、10分間隔で訪れたと思ったら痛みが来なくなってしまうこともあります。これは前駆陣痛と呼ばれるもので分娩の際に起こる陣痛とは違います。そのため日本産科婦人科学会では、定期的に訪れる痛みが約10分以内、または1時間に6回のペースで訪れた時点を分娩の開始時期と定義しています。

破水

赤ちゃんを包む卵膜が赤ちゃんの頭と子宮の内圧に押され、破れて羊水が流れ出るのが破水です。通常、子宮口が最大に開いた陣痛のピークに破水しますが、陣痛より先に破水することもあります。

人によって破水の仕方はさまざまで、一度に大量に出る人もいれば、尿漏れのように少しずつ流れるという人もます。陣痛前に破水しても赤ちゃんに問題はありませんので焦らないようにしましょう。

ただし、破水すると多くは24時間以内に陣痛がはじまります。またバイ菌が入りやすい状態になるので、入浴は控えすぐ産院に連絡をしてください。

第二期

子宮口が 全開になると第二期が始まります。いよいよ出産です。

拡張した子宮口を通って赤ちゃんが旋回しながらゆっくりと出てきます。この時、2、3分ごとの収縮が60 ~90秒続くのが特徴で、ほとんどの人はいきみたい衝動にかられます。

これが初産婦ではおよそ1~2時間、経産婦ではおよそ30分~1時間とされていますが、3時間以上続く人もいます。

第三期

赤ちゃんが産まれてから胎盤が出てくるまでの間が第三期です。

赤ちゃんが産まれると子宮は収縮し、5分程経つと後産陣痛と呼ばれる弱い陣痛が起こり、胎盤がはがれて出てきます。経過時間は、およそ10~30分、最長でも1時間以内とされています。

出産はひとりではありません

ここまで、一般的な分娩の流れを見てきましたが、初産でも短時間で出産に至る人もいれば、30時間経っても産まれない人もいて分娩過程には個人差があります。ここで紹介した例が当てはまらないこともあるでしょう。

また自分の経過が他のどんな人の経験にも当てはまらないこともあるかもしれません。

でも出産は、ひとりではありません。

医師や助産師さん、パートナーなど、みんなのサポートがあります。そして、お母さんが痛みを感じているときは、赤ちゃんも頑張っていることを覚えておいてくださいね。